便秘症の治療

68817fb7aaa70885887253c56707c70a_s便秘症の治療といえばすぐに薬による治療を思い浮かぶことが多いと思います。新しくルビプロストロンという便秘薬がでてきて、世界中で使われています。しかし、薬が有効なのは結腸機能に問題があって、腸管の移送時間が延びて、便の回数が減ったり、便が固くなっている場合です。直腸肛門機能が問題で、排便時にうまく便を排出できない場合は薬ではなく、訓練によって治すことが可能です。便の排出障害で最も多いのは腹圧をかけた時に肛門を閉めてしまい、うまくだせずにトイレの時間が長くなったり、便が残ってしまうタイプです。これは骨盤底筋体操とバイオフィードバック療法という治療法で治すことができます。便がうまくだせるようになると便の回数が増えたり、下剤がいらなくなったり、下剤の量をへらすことができます。

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