直腸肛門部の機能を診断するために行う検査です。細いチューブ状のものを挿入して、じっとしているときの圧が高いか低いか、おしりをしめたときにどれくらい圧があがるか、便をだすようにおなかに力を入れた時に肛門の圧があがらないかどうか、直腸を刺激したときに肛門の圧がさがるかどうかなどをみていきます。じっとしているときの肛門の圧が低いと便がもれる可能性があります。圧が高すぎると便をうまくだせません。おしりをしめたときに肛門の圧が上がらないときは外肛門括約筋に損傷があるが考えられます。おなかに力を入れた時に肛門の圧が上がるときは便をうまくだせない可能性があります。このように内圧検査は便秘や便失禁の診断を行う上で重要な検査の1つです。